最近、といってもかなり前から始まってはいたが耳鳴りと特に今年入ってからは目眩もたまにあり気になったので、先日耳鼻科を受診してきた。

聴力検査や平衡感覚のテストがあり、結果は両耳共に音響外傷からくる難聴とのこと。4キロヘルツ辺りの音域が普通の人に比べて極端に聴こえにくくなっていた。目眩もはっきりとした原因はわからないが、おそらく音響外傷からくる内耳のトラブルが原因だと思われるとのことであった。

10代の頃から頭がおかしくなるような音量で音楽を聴き続けてきた。この20年はスタジオに週に何度かメンバーと集まって爆音を全身で浴び続けた。

多分そうだろうなと薄々感じてはいたが、はっきりと言われるとやはり中々ショックではある。一応、音楽を作ったり演奏したりすることも仕事にしているので、余計にそう思うのかもしれない。商売道具に罅が入っている、使い方次第でいつバラバラに壊れてもおかしくはない。

この耳鳴りはおそらく一生治ることはなく、聴力の回復も今の医療では見込めないらしい。

ただ担当医曰く、だからといってやりたい音楽を制限してそれがストレスになるようならそれはそれで逆効果であり、人生の喜びを取るか衰えていく身体機能の延命を取るかは個人の判断による、とのこと。確かにそうだと思う。

誰しも老いから逃れることは出来ない、どのみちいつか死ぬ。生きるということは、緩やかに死んでいくということで、命が尽きるまでにやれることはやるしかない。

出来ないことは出来ない、無理なものは無理である。死ぬまでに自分にやれることが何かを完全に理解し把握している人などほとんどいないだろう。

耳が先か命が先か、そんなことは知らんが。やりたいこと、やらなければいけないことがまだある以上、罅の入ったこの身体、壊れるまで大事に使わせてもらおう。

 

CRAFT BEERを作りました

突然なんだと思われるかもしれないが、この度クラフトビールを奈良にある醸造所Nara Brewing Co.(奈良醸造)と東京のCRAFTROCK BREWINGという会社と一緒に作ることになった。作ることになったというか既にもうビールは仕上がっていて、缶や樽での販売を予定している。

 

事の経緯をざっくり説明すると、元々東京や大阪で何度か出演させてもらったCRAFTROCK CIRCUITというイベント主催のCRAFTROCK BREWINGと一緒にビールを作らないかという話があり、いつか一緒にやりましょうというところからどうせやるなら地元の醸造所で作る方がLOSTAGEぽくていいんじゃないかという提案をいただき、そこから発展して地元奈良の醸造所Nara Brewing Co.を紹介してもらい、このビールが完成したというわけだ。

 

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今回缶で販売されるビール、せっかく奈良でやらせてもらうことになったので思い入れのあるNEVERLANDを銘柄に使ってもらうことになった。カラーリングもライブハウスNEVERLANDの建物の色合いに寄せてもらい、LOSTAGEで普段使っている楽器のイラストを描いてそれをラベルに配してもらった。どう見ても、いい感じである。

 

昨年の秋頃から味/風味/アルコール度数/販売価格/販売ルート/デザインなどCRAFTROCK BREWINGとNara Brewing Co.の方々と何度も打ち合わせ(ビールを飲みながら)を重ね今月やっと発売である、ビールを作るのは意外と時間がかかるのだ。

 

このビール、ケルシュという元々はビール大国ドイツのケルン地方で伝統的に作られている種類のもので、上面発酵酵母を使いながら低温熟成することで仕上がるフルーティな香りとスッキリした味わいが特徴のビールだそうだ。飽きずに何杯も飲めるような、気付いたらお代わりしている感じのビールである。本場ではシュタンゲと呼ばれる細長いグラスで何杯も飲みまくるのが流儀だとか。アルコール度数はクラフトビールにしては低めの5%に設定。酒が弱い自分にも沢山飲めそうだ、飲み過ぎには気をつけよう。

 

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風味の強さを決めるミーティング、ビールに対してどのくらいの割合で風味付けするかを小分けにしたサンプルのビールを試飲して決める。

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 正直最初の方は風味の確認は出来たが、後半になるにつれて酔っ払ってくるので良し悪しの判断が難しかった。

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プロの意見を参考に関係者皆で相談して、今回は控えめながらどこか奥の方で微かに風味を感じられるバランスになるように設定。写真はNara Brewing Co.の浪岡さん。

 

風味は杉(CEDER)である、奈良の名産でもある吉野杉の風味。さすがプロは考えることが違う、奈良/吉野で育った杉の香りのビール。素晴らしいアイデアだ。

 

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奈良醸造の繋がりで日本酒の酒樽を作る時に出る吉野杉の削ったものを分けてもらえることになり、吉野の材木工場が集まるエリアにある職人さんの作業所まで興味があったので同行させてもらった。

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その場で杉を削って見せていただいた、職人の仕事を間近で見ると感動する。

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削ったばかりなので杉のいい香りがする。

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その流れで酒樽の構造や製造地の見分け方など、丁寧に説明を受ける。元々奈良の吉野の杉が全国的に有名になったのは、酒樽に使う杉を山から切り出してくるために林業が発展したからという経緯があるそうだ。そう考えると酒の力はやはりすごい。最近は日本酒を樽で買う人も減っているそうで、こうやって見学にきた人達に自分達の仕事や文化を知ってもらうために色々な取り組みをされているそう。このビールも吉野の材木産業や酒樽が作られる職人の手仕事に興味を持ってもらうきっかけになれば、とてもいいことだと思う。f:id:hostage:20210204150208j:plain

昔から日本酒の樽に杉が使われていたくらいなので、酒類と杉の香りの相性は抜群。

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醸造所にもメンバーと一緒に入らせていただいて、仕事を見せてもらった。

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大きなタンクが並ぶ醸造所内。

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ホップの投入もメンバーで手伝わせていただいた。独特の香りがする。

f:id:hostage:20210113124510j:plain大量に出る麦芽カス、こちらはそのまま捨てずに飼料として再利用されるそうだ。

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なんとなく麦芽カスの後処理も手伝わせてもらった、なかなか麦芽カスが似合う男だ。

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タンクに入る前はこういう感じらしい。

f:id:hostage:20210113131210j:plain仕込みが終わったあとタンク内を清掃しているスタッフの方、このくらいタンクはデカい。

f:id:hostage:20210113112942j:plainちょうどこのタイミングでNara Brewing Co.が風の森と一緒に作っていたビールを試飲させてもらう、日本酒とビールの中間のような不思議な味がした。試飲するCRAFTROCK BREWING田中さん。打ち合わせの時に思ったがクラフトビールを作っている人達はとにかくビールが大好きなようで、ひたすらにずっとビールを飲みまくっていた。職業が先か、ビールが先か。

 


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そして仕込みから約2ヶ月を経て、ビールが完成。先ほど完成した缶に詰められたビールを見せていただいて奈良醸造の皆さんとネバーランドで記念撮影。製造過程で立ち会わせてもらっていたこともあり、仕上がりには感慨深いものがあった。CRAFTROCK BREWINGの田中さん、鈴木さん、Nara Brewing Co.の浪岡さん、谷垣さん、デザイナーの久保さん、ありがとうございました。


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LOSTAGEも関わらせてもらって作ったトリプルネームの特別なビールだ、せっかく飲んでもらうなら場所はライブハウスを外せない。毎日毎日どうしようもない酒ばかり飲んでいるが、その酒の味はライブハウスで覚えたようなものである。お世話になっているライブハウスに連絡して取り扱いをお願いすることにした。

昨年からのコロナ禍でライブハウスから客足が遠のいている、という話はよく聞いていた。クラスター発生の温床として真っ先に槍玉にあげられていたのはついこないだの話のような気がするが、それでも自分の知っているライブハウスに関わる人達はずっと誠実に対応してくれていたし、今もこの状況を乗り越えるためにあらゆる手を尽くしてくれている。

今までのように、お客さんたちがなんの心配もせずに集まれるようになるにはまだまだ時間がかかるのかもしれないが、こんな状況でも店を開けてくれている街のライブハウスがあるのなら、このビールがその場所に足を運んでもらうきっかけのひとつにでもなればいい。今はまだ出来ないことがたくさんあるが、いつかは出来るように必ずなる。その時にその場所でまた楽しい時間を過ごせるように何か少しでも役に立つことが出来れば、なによりだ。


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クラフトビール"NEVERLAND"取り扱い予定ライブハウス/店舗一覧

店頭販売は今月18日〜

 

東京 新代田 FEVER

東京 / 吉祥寺 WARP

東京 / 新宿 Nine Spices

東京 / 下北沢 ERA

神奈川 / 横浜 F.A.D

静岡 UMBER

愛知 今池 HUCK FINN

愛知 名古屋 STIFF SLACK

大阪 堺 FANDANGO

大阪 心斎橋 PANGEA

大阪 難波 BEARS

奈良 NEVERLAND

京都 Live House nano

香川 / 高松 TOONICE

広島 / 4.14

山口 / 岩国 ROCK COUNTRY

福岡 UTERO

鹿児島 WALK INN STUDIO!

熊本 NAVARO

沖縄 OUTPUT

 

上記のライブ会場以外にも

東京 / 荻窪 らーめん ねいろ屋

東京 / 新代田 POOTLE

東京 / 新代田 RR

奈良 / 椿井市場 Kore Kara

長崎 / and MOON cafe

にて取り扱い予定

 

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今月12日20時〜奈良醸造のオンラインショップでもLOSTAGEのグラス付きのセットの予約受付が始まるので、遠方の方は是非チェックを。贈り物にもいいかもしれない。

奈良醸造オンラインストア

 

他にも3月19日19時〜奈良NEVERLAND(THROAT RECORDS YouTubeチャンネル)でビールの宣伝も兼ねたLOSTAGEライブとトークの無料配信も予定しているので、タイミング合う方は是非。

奈良NEVER LAND -official web site-

 

 

乾杯!

 

この日も会場でクラフトビール"NEVERLAND"飲んでもらえるとのこと!

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僕等はまだ美しい夢を見てる 〜ロストエイジ20年史〜

 ライター石井恵梨子さんと初めて会った時のことははっきりと覚えていないが、確かロストエイジがUKプロジェクトから作品をリリースしていた頃だったと思う。

 

 2000年代の前半、東京のインディーといえ大手のレーベルからのリリースがあり、知名度のあるバンドとの共演や都市部でのライブが増えてきた頃だった。作品のリリースがあるとこんな田舎の無名バンドでもいくつか取材があった。どうやらライターという仕事があり、その人たちの質問に答えたりするようだ。当時出会った音楽系ライターの中の一人が石井さんだった。

その頃は自分たちのメディア露出の裏側で動く金やコネのことなど知る由もなく、俺らもエラくなったなぁとアホ丸出しで喜んでいた。ピュアだったというと聞こえはいい、要するに何も考えていなかった20代の前半。次のライブとそのためのスタジオ、次のリリースとそのための曲作り。頭の中にあるのはそれくらいで、あとはどうでもよかった。バンドをやるためにバイトをしながら、我武者羅に活動しているだけで気持ちは満たされていた。

 突然現れた業界人たちと、それを取り巻く音楽業界。石井さんもその中の一人、特に意気投合するわけでもなく、かといって嫌な感じがしたわけでもない。「こういう仕事もあるんだな」くらいに思っていた。その後も石井さんとはバンドの歴史の節目節目で会う機会があり、音楽の話もしたし他愛のない話もしてきた。

 この人はちょっと他の人とは違うかもしれないと思うようになるのは、ロストエイジが所謂音楽業界とのやり方のズレに自覚的になり距離を置くようになってきた以降、金やコネという柵から解放され、取材者/取材対象者としての利害関係が割り切れるようになってからのことだ。えらく時間がかかってしまったものだが、その分の強い信頼が築けたと言えるかもしれない。

 メンバーの脱退や、レーベルの独立、THROAT RECORDS実店舗の始動、その他諸々、紆余曲折。遠く離れた街から、ロストエイジの長く屈折した歩みを誰よりも注意深く観察し続けた奇特な音楽ライター、それが石井恵梨子その人である。

 

出会ってからかれこれもう15年くらい経った、時間は矢のように通り過ぎていく。当たり前の話だがその間に世の中は変化し、それに伴って俺達も変わった。得たものがあり、失ったものがある。あの頃と変わっていないものがあるとしたら、それはなんだろうか。

 

 コロナ禍の2020年、夏の終わりに石井さんから突然連絡があった。

ロストエイジの本を出したいのだが、どう思う?」

 

 どう思うも何も、その時点で既に石井さんの頭の中には各章に配置されたテーマと本の大筋、伝えたいメッセージが粗方出来上がっており、あとはインタビューと取材でそれに肉付けをしていくだけ。出版が決まってから本の完成までは驚くほど早かった、今まで時間をかけて築いてきた信頼関係の賜物である。

 

自分の目で見ている景色には、当たり前だが自分はいない。第三者の目を借りることで浮かび上がってくる景色があり、自分だけではもう思い出すことが出来なくなってしまった儚くも大切な物語がある。過去を振り返るのは苦手だが、こんな素敵な本になるのならたまには昔話も悪くない。

 

果たしてライター石井恵梨子にしか書けない一冊の本が出来上がった。

 

 この本の内容に関して、石井さんの言葉を自分の言葉が濁らせてしまう気がするので説明は割愛させてもらう。

 

”僕等はまだ美しい夢を見てる”

 

 始まりも終わりもない。この本には続きがあり、僕等がいつか見た美しい夢にもきっと続きがあるのだろう。

 

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THROAT RECORDS ONLINE SHOP 

blue print book store

Amazon

楽天ブックス

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

種蒔く人々

寒い日が続く今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

 

続くコロナ禍。 

 

去年のクリスマス辺りからTHROAT RECORDSは実店舗の営業をストップし、オンラインショップの商品発送やその他の事務作業、たまにイラストやデザインの仕事などでなんとかやり繰りしながら、現在に至る。日々の暮らしに起伏がなくなると、過ぎる時間の感覚も早くなったようだ。

 音楽活動の方は去年の年末に地元奈良NEVERLANDでのLOSTAGE単独配信ライブや有観客ライブ、年始は弾き語りソロで九州ツアー(長崎・熊本・鹿児島)へ。当たり前が当たり前でなくなった今、貴重な時間を過ごすことが出来た。

 なかなか思うようにいかない日々が続き、何かと制限の多い生活になった。だからといって泣き寝入りするわけにもいかず、今は自分たちにやれることをやるしかない。

 

やらずに後悔すること、やって後悔すること。

 

どちらを選ぶのが自分にとって、そして自分以外の人にとって、いいのかどうか正しいのかどうかははそれが終わった後にしかわからない。大手を振って我が道を行けるようになるにはまだまだ時間がかかりそうだが、それでも少しづつ前へ、前へ。前進あるのみ。

 

以下、今週末2月13日東京は新木場コーストで開催されるLOSTAGE単独公演"種蒔く人々"公演に関して。当日の感染対策ガイドラインや、都合で来場出来なかった人のチケット払い戻しに関しての詳細になるので、来場を予定している方や来場を迷っておられる方、都合来場を取りやめる方、確認いただければと思う。

 

当日の会場は特設ステージを客席側中央ステージ寄りに用意し、周囲からぐるりと(本来のステージ上にも客席あり)観覧してもらえるように準備中。客席同士の距離も十分に取った上で、ライブ途中の換気や消毒も可能な限り実施し感染対策を行う予定。おそらく当日の集客数は現状のチケット販売数から予想するに、本来のキャパ2400から制限した600を大幅に下回る200〜300での開催になると思われ、当日の現地状況を気にされている方は参考にしてもらえたらと思う。ライブのオンライン配信はなし、これも現状の予算やイベントの主旨を考慮しての判断となっているので、後日なんらかの形でライブ動画配信は検討中。ライブの内容次第ではあるがおそらくコロナ禍を経て程よく熟したいい演奏が出来そうな気がしている。

参加メンバーは昨年リリースのアルバム"HARVEST"からフルメンバー下記参照

 

THROAT/ACOUSTIC GUITAR : Takahisa Gomi

ELECTRIC GUITAR/CHORUS : Takuto Gomi

DRUMS : Tomokazu Iwaki

BASS/PERCUSSION/CHORUS : Kazuya Hori (AYNIW TEPO)

PIANO/KEYBOARD : Koichi

CHORUS : Achico (Ropes)

SOUND ENGINEER : Keishiro Iwatani

 

会場を使える時間の制限が20時までと普段より短くなっており、当日終演後の物販は無し。その分15時30分〜16時30分まで会場前で物販の先行販売時間を用意させてもらえることになった。物販は屋外のスペースになるので少し早めに来場予定の方は防寒対策を。

 

緊急事態宣言下の東京でこのタイミングのイベント開催、賛否両論あるだろう。その気持ち、想像は出来るが全ての立場の人の気持ちをわかることは出来ない。その上で可能な限り感染リスクを抑え、スタッフ出演者共に無事にイベントを開催出来るよう尽力し、種を蒔く。いつかこれから、その芽が出なかったとしても、種を蒔かずに実りはない。

 

各々無理のない範囲で、何卒よろしくお願いします。

 

 

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2/13 LOSTAGE "種蒔く人々" 来場者様へのお願い】

 

▽ご来場いただく前に下記Googleフォームよりご連絡先のご登録をお願い致します。

 

https://forms.gle/5BfEk2rgKnuEgP8z8

 

ご入場時に自動返信画面をご提示頂きます。

万が一、感染者が発生した場合など、

保健所等から要請があった際は情報提供をさせて頂きますので予めご了承下さい。

 

 

 

 

LOSTAGE "種蒔く人々" チケット払い戻し詳細のご案内

 

213() LOSTAGE "種蒔く人々" USEN STUDIO COAST公演にて

体調不良等によりご来場することができなかったお客様を対象に払い戻しをさせて頂きます。

下記、詳細をご確認のうえ受付期間内に払い戻しの手続きをお願い致します。

 

払い戻し受付期間▼

2021214日(日)10:00 2021221日(日)23:59

設定期間終了後は払い戻しの受付はできませんのでご注意下さい。

 

2021213() USEN STUDIO COAST

 

・チケットぴあにてご購入されたお客様

払戻方法は、チケットの受取方法や支払方法などにより異なります。

下記URLよりどの払戻方法になるのかご確認ください。

http://t.pia.jp/guide/refund.jsp

 

<お問い合わせ:チケットぴあ>

https://t.pia.jp/help/index.jsp

 

 

 

 

 

コロナウイルス感染症拡大防止対策ガイドライン

<主催者が講じる対策>

・館内共有部分の消毒の強化

・公演関係者の検温の実施

・施設内換気の実施

・接客スタッフのマスク・フェイスシールドの着用

・公演関係者、来場者のネームリスト、連絡先の管理

 

<お客様へのお願い>

キャパシティを50%以下として開催いたします。 感染防止の為、ご来場の際必ず以下を厳守して頂きますようお願い致します。 尚、ご協力頂けない場合、ご入場をお断りさせて頂きます。

・ご来場時の検温及び手指の消毒にご協力ください

・咳エチケット、手洗い・手指の消毒の徹底のお願い

・マスクの着用にご協力ください ・マスクを着用されてない方はご入場いただけません。

・入場待機から会場内及び退場されるまで大声による会話/発声はお控え願います

・社会的距離の確保

・出演者の入り待ち出待ちはお断り致します

・出演者への手紙/花束/プレゼント等のお預かりはお断り致します

・当日は規制入場、規制退場とさせて頂きます

下記に該当するお客様には、ご来場をお断りさせて頂きます。

1.同居家族や身近な知人に感染が疑われる方がいる方

2.発熱があり、検温の結果、37.5°C以上の発熱がある方

3.咳、呼吸困難、全身倦怠感、咽頭痛、鼻汁・鼻閉、味覚・嗅覚障害、眼の 痛みや結膜の充血、頭痛、関節・筋肉痛、下痢、嘔気・嘔吐などの症状をお持ちの方

4.過去14日以内に発熱や感冒症状で受診や服薬をしている方

5.過去14日以内に政府から入国制限や入国後の観察期間を必要する国、地域等へ 渡航、又当該在住者との濃厚接触がある方

6.ご来場時にマスク(もしくはフェイスガード)を着用されていない方

7.ご入場時の検温にご協力頂けない方

8.個人情報のご提供を拒否される方

 9.体調不良の方

 

安心してご来場いただくために感染症予防対策に取り組んでまいります。

会場内で気分が悪くなった場合等、無理をせずに係員に申し出てください。

*感染をはじめとするあらゆるリスク、その他経済的損失等について、

主催者は一切責任を負いかねますので、予めご了承ください。

 

公演に関する問合せ先

HOT STUFF PROMOTION TEL

03-5720-9999(平日12:0015:00)

8年

 


2020年11月20日、今日でこの店THROAT RECORDSの実店舗を営業し始めて丸8年が経った。

 

朝から先日のライブの後そのままになっていた機材車の荷物をおろして、地元桜井の方にある自動車工場へ。今年はコロナの影響でツアーがほぼキャンセル状態だったので機材車の稼働は例年よりも少なかったが、車検の時期はいつもと同じようにやってくる。なんとなく損した気分だったが、来年はいつもより動かすことを見据えての先行投資だと思うことにしよう。

 

その後少し営業開始時間から遅れて店を開ける。本来なら周年のイベントを催したりするタイミングなのかもしれないがコロナ禍ということもあり(今までそれらしきことをやってこなかったという流れもあるが)特に何事もなく、ただただいつも通り店の開店準備だ。

店の前の道をいつもより少し入念に掃除して、道から自分の店を眺めてみたりする。街路樹の銀杏の落ち葉が増えるこの季節、あれからもう8年も経ったのかと感傷に浸っていた。

 

たまに来店客から「このお店はいつからやっているのですか?」と聞かれることがある。「もうすぐ8年になります」答えると大抵驚かれるが、おそらく営業が不定期でよく閉まっているからだろう。こんなやり方でよく8年も続いていると我ながら呆れもするが、それでも今日で丸8年である。

 

周年云々に関わらず日々いつも思うことだが、この店が続けられているのはバンドのメンバーや家族や友人や近隣に暮らす街の人達と、日頃から気にしてくれているお客さん達のおかげである。おかげさまである。本当にありがたい。ありがとうございます。

 

店にいるとたまに取材を受けたり、若者から相談を受けたりすることもある。一応自分に出来る精一杯の受け答えはさせてもらっているが、正直自分が一番何もわかっていない。なぜこんな感じで今まで生きてこられたかもわからない。これが新しい今の時代の働き方だ、全くそんなことを思うこともない。暇な日は不安で心細い。明日突然無くなっていてもおかしくない、無茶苦茶な店だ。

この店にもし人格があるとしたら。8年という時間を共に過ごしたこの店に「おめでとう、ありがとう」をまず店主である自分自身から伝えたい。この店があったから学んだことや出会った人達がたくさんいる。

 

ふらりと入り口から吸い込まれてくるかもしれない来店客を待ちながら、コーヒーを淹れよう。カフェインの過剰摂取は身体に毒だ。薄めのコーヒーをちびちびやりながら、キーボードを叩いている。

 

 THROAT RECORDS 8周年

おめでとう

ありがとう

 

今後とも皆さま、THROAT RECORDSを何卒よろしくお願いします。

 

 

奈良市小川町14-1グランテール1F

THROAT RECORDS店主

五味岳久

 

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TESTPRESS TOUR

こんばんは。

 

こないだ奈良NEVERLANDでやらせてもらった、TESTPRESSというイベント。先日リリースしたアルバムHARVESTのレコード試聴会とトークイベント、それに加えてアルバム収録曲の実演と長丁場(4時間くらい?)の企画。開催から2週間経ち、NEVERLANDに確認したところ事後経過は問題なく参加者のコロナウイルス感染もなく、本日で一旦イベント(とその後の経過)は無事完了。自分達のイベントで感染者が出なかったからといって素直に喜べる状況ではないにしても、一段落という感じで、ホッとしている。ご協力、ご参加いただきました皆さん、どうもありがとう。

 

そのイベントでも軽く触れさせてもらっていたが、次のステップへ。経過の無事を確認後、次は関東圏ツアー。開催の告知をさせていただきたい。

 

前回同様、状況によっては中止や延期も考えられ、今回もメール(横浜公演はTIGET)予約のみでの受付。人数制限あり、着席での開催。予約受付は明後日10月20日の20時から(受付はお一人様一枚まで)、下記の注意事項によく目を通していただき、興味のある方は是非ご参加いただきたいと思う。

 

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アルバムの試聴にトークにライブと濃厚かつ新鮮なLOSTAGE時間を過ごして頂けるよう、メンバースタッフ一同気合い入れて久々の(半年以上ぶりくらいか?)関東ツアー。今回は前回のメンバーに加えてコーラスにRopesからアチコさんも参加予定、アルバムHARVESTにも参加してもらっているがライブでの共演は初になるので、個人的にもとても楽しみだ。試聴用のターンテーブルやプリアンプ、業務用スピーカーなどもこちらで準備したものをフルセット持ち込む予定。

 

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まだまだライブをやるにはリスキーな状況ではあるが、少しづつやれることを増やしていきたい。

 

よろしくどうぞ!

 

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THROAT RECORDS presents “TESTPRESS TOUR”

 

日時 - 2020.10.30 金曜日 / 2020.10.31 土曜日 / 2020.11.01 日曜日

 

会場 -

2020.10.30 金曜日 吉祥寺WARP ( 開場18:00/開演18:30)

2020.10.31 土曜日 新代田FEVER(開場17:30/開演18:00)

2020.11.01 日曜日 横浜F.A.D.(開場17:30/開演18:00)

 

料金 - 6500/1ドリンク代込み(当日受付にてお支払いください)

 

 

 

座席 - 吉祥寺WARP(30人限定) / 新代田FEVER(50人限定) / 横浜F.A.D.(50人限定)

着席(イベント中の会場/屋内飲食スペースへの出入自由)

 

 

 

チケット予約 - 20201020日火曜日20時~受付開始

吉祥寺WARP(メール予約) : warpticket@rinkydinkstudio.com

新代田FEVER(メール予約) : ticket1031@fever-popo.com 

横浜F.A.D.(TIGET) : https://tiget.net/events/107823

 

チケットはお一人様一枚のみ、ご予約にはお名前(本名)、住所、電話番号が必要になります。

(吉祥寺WARPと新代田FEVERのご予約はメールタイトルにイベント日程と会場名、メール本文にお名前(本名),住所,電話番号をご記入ください)

(横浜F.A.D.のご予約は上記TIGETのページよりご登録ください)

予約時にご登録いただいたご本人様以外は入場頂けませんのでご注意ください。 

個人情報は緊急連絡が必要な場合のみ使用させて頂きます。

イベント終了後30日経過後、破棄させて頂きますので予めご了承ください。

 

 

入場は予約番号順となります

 

 

 

当日のタイムテーブル、イベント内容について

開場

試聴用の機材一式を持ち込みLOSTAGEの新作アルバムHARVESTレコード・CDその他アルバム製作時に使われた音源パラデータ、デモ音源などを使った試聴会、LOSTAGEメンバーとベース堀一也(AYNIW TEPO) 、キーボード・ピアノKoichi MIZUKAMI、コーラスAchico(Ropes)、サウンドエンジニア岩谷啓士郎による楽曲解説や制作秘話などトークを織り交ぜたアルバムリスニングイベント。

 

休憩、場内換気と消毒

 

LOSTAGEメンバーとベース堀一也(AYNIW TEPO) 、キーボード・ピアノKoichi MIZUKAMI、コーラスAchico(Ropes)、サウンドエンジニア岩谷啓士郎によるLOSTAGEの新作アルバムHARVESTのライブ演奏。

 

イベントのタイムテーブルは会場により異なりますが、リスニングとトークで約1時間半、休憩と換気・消毒で30分、ライブの演奏で1時間、およそ3時間半~4時間の長丁場となります。体調の優れない方の参加はご遠慮ください。当日何か気になることなどあれば、スタッフまたは出演者までご連絡お問い合わせください。

 

 

 

 

注意事項

・今回のイベントはメール(横浜はTIGET)にてチケット予約制となっております。

・予約は各会場メールまたはTIGETページからお願いします。予約完了の返信メールのためドメイン指定で各会場からの受信設定を可能にしておいてください。

・完了メールが届かない場合は各会場までお問い合わせをお願いします。

・人数上限に達した時点で予約は終了とさせていただきます。キャンセルの場合は当日開演までに必ずご連絡ください。

また、キャンセルの場合(直前・当日も含む)のキャンセル料金や、以後のイベントの予約に関わるペナルティが発生することはありません。

・個人情報に関しましては、新型コロナウイルス感染者が来場者の中に確認された場合のみ使用させていただきます。予めご了承ください。

・当日は入場時マスクの着用と入場時・会場内で手指の消毒の徹底、ご協力をお願いします。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響でイベント自体の延期もしくは中止の可能性もございます、予めご了承ください。

その他感染症対策については当日スタッフの案内と会場ポスターなど別紙詳細をご確認ください。

 

 

お問い合わせ

吉祥寺WARP 0422-22-3541

新代田FEVER 03-6304-7899

横浜F.A.D. 045-663-3842

THROAT RECORDS 0742-23-4700

 

 

 

 

 

HARVESTのレコード

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アメリカでレコードの総売上がCDの総売上を上回ったというニュースを見かけた。

www.nikkei.com

1980年代以降で初めてのことらしい、日本ではどうなのかわからないが最近はCDよりもレコードの方が物として人気があるように感じる。自分でも中古レコード屋を経営していて、店にいても実際そんな感じはする。

 

個人的にだがCDで育った世代ということもあり、今はちょっとグレードの高いCD再生機器を購入してどこまでCDのポテンシャルを引き出せるかというのが目下の課題、というか趣味範囲の拡大。中古CDの相場なんかはこれから更に下がっていくような気もするので、今までより比較的手軽にリスニングを幅広く楽しめるようになるかもしれない。

 

HARVESTのレコード初回プレス180g重量盤、おかげさまで好調に売れている。煽るわけではないが、このままいくとあと3日くらいでオンラインショップ販売分は売り切れそうなので、気になっている方は是非。

良く言えばうまく売れたことになるが、悪く言えば売り逃がしたとも言える。商売は難しい。

通常盤セカンドプレスの準備もやっとかないといけない。

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