杉山

午前中からスタジオE♭へ。夜に京都のGLOWLYでライブのある奈良のバンドYoctopolisのメンバーが機材ピックアップのため午前中からスタジオに集まっていた。ロックバンドと午前中の太陽光線は相性が悪い。しばし談笑しその後彼らは京都のライブハウスへ、我々はCスタジオへ。今日は一旦出揃ったアルバム収録曲の細かいパートの確認や曲の構成見直しなど。やればやるだけ良くなっていっている感触があるので、今のところ順調と言うべきか。

スタジオ作業終了後、THROAT RECORDS出勤。昨日大阪でライブのあったTENDOUJIの音源やグッズのデザイン関係を担当している杉山が店に寄ってくれた。お互いの近況報告など。前に会った時よりも確実に目標に向かってステップアップしていっているようで、こちらも元気をもらった。

ブログに載せる写真を撮ってもいいかと尋ねると、自分のデザインしたTENDOUJIのグッズを推してきた杉山。自信に満ち溢れた顔をしている。

今日は帰ったら杉山にオススメしてもらった仮面ライダーBLACK SUNを観よかな。

アルバムのタイトル

今作っているアルバムのタイトルを少し前に決めた。そこから色々考え直した結果、タイトルを変更することにした。今そのアイデアをまとめてメンバーと関係者にプレゼン中。皆が気に入ってくれればよいが。

 

出勤前に旬の駅に買い物に行ったら桃の花が沢山売ってあった。一束買って帰って飾った。

 

取材など

細かな仕事を片付けていたら(途中何度も脱線を繰り返し)こんな時間になってしまった。出来るだけ店にいる日は日記に手をつけようと思うので、日付が変わってしまったが一応入力している。面倒だが続けて慣れればよい、ルーティンを飼い慣らすのには時間がかかるものだ。

 

今日(昨日)は店の営業前に取材が一件あったので少し早めに出勤、店に到着すると関係者が店の前で既に待機していた。指定の時間に遅刻はしていないが、こういう時はもっと早めに来るべきだったと反省している。

取材の方は楽しく話をさせてもらえた。これでいい記事になるのかどうかはわからないが、人に会って人と会話してそれが何かの足しになるのであれば、いくらでも参加したいと思う。あとはプロに任せよう、編集の。公開された暁にはまたここでお知らせでもさせて頂くのでみなさま何卒よしなに。

 

取材終了後にTHROAT RECORDS営業開始。平日木曜だったので暇だろうなと思っていたが、京都MUSEの行貞さんが突然現れたり(コロナ禍に入ってから会っていなかったので3年ぶりとか、レインボーズエンド復活の兆しか!)、茨城古河でのイベント[LOSTAGE presents 生活]でお世話になった音響の杉田君が今後の打ち合わせ兼ねて来店してくれたりと、飽きない1日になった。洒落ではないが、商いの1日にもしていかないといけない。そうでないとそのうち店は潰れる。

 

先日古本屋でタイトルに惹かれて購入した本を昨夜読了。予備知識なしで読んでいたが文体や行間に漂う空気があまりフィットせず、作者のことを後々調べてみたら自分とは合わないタイプの人だった。書いてある内容は興味深かったし、自分の考え方と重なるところもたくさんあった。文章に滲むもの、言葉のフィーリングってある。

 

 

欲しかったレコードが店に届いたので、帰って聴きながら一杯やって寝る。これいいんよね。あ、明日(今日)は桃の節句、雛祭か。

 

 

奈良〜新代田〜奈良

2月26日 日曜日

仕事の後、弟の新居にて鍋。引っ越しの後片付けも大方終わったようで、リビングに新規導入された円卓を囲む弟一家とうちの家族に加え、長崎から奈良に帰ってきていた堀と岩城の息子。岩城は仕事で不参加。バンド仲間というよりは親戚の集まりのようになってきている。遠くの親戚より近くのなんとかというが、バンドメンバーが近所に住んでいて1人が血縁だとそれどころではない。祝いのムードもあって酒を飲み過ぎた、酩酊の夜。

2月27日 月曜日

うちに泊まって帰った堀を送り出し、二日酔いのまま東京へ。楽器に物販もあるので車で行くことも考えたが、このまま運転も不安だったので今回は新幹線。JR奈良から京都まで出て乗り換え、品川から山手線、渋谷から井の頭線、新代田到着16時。久々のFEVERである、新代田に来ればFEVERに行く前にRRに寄ってコーヒーを一杯シバいてから向かうことに決めている。渋谷あたりからコーヒーの口になっていたが、新代田駅の改札を出るとRRのガラス戸の向こうにCLOSEDの看板が見えた。FEVER到着後、西村さんに尋ねると最近RRは月〜水が休みで木〜日のみの営業とのこと。残念、今度は営業日にまた来よう。乾いたコーヒーの口のままリハーサルへ。移動中ゆっくり休めたので喉の調子が良かった。リハーサルを終えて共演の射守矢さんとアチコさんに挨拶、2人に会うのも久しぶりだ。

リハーサル後少し時間があったので手伝いに来てくれていたリンキーレオナ君と近くのラーメン屋バサノバへ。最近PULIの亜良さんとASPARAGUSの直央さんがバサノバ厨房にいるらしいとの情報だったのでいたらいいなと思って入店すると仕事を終えた2人がカウンターで賄いを食べていた。ちょうど勤務時間が終わったところだったようだ。2人に会えて嬉しかったし、久しぶりに食べたバサノバのラーメンも美味かった。

その後本番へ。

約4年ぶりだという射守矢さん弾き語らずのライブ。吉村さんから譲り受けたというボロボロのバリトンギターとルーパーを駆使した演奏は全曲インストゥルメンタル。ベースとギターの中間にあって、そのどちらでもないバリトンギターで紡がれる独特のフレーズがリフレインしていく。紛れもないbloodthirsty butchers射守矢さんの音だ。こういうことを言うと嫌がられるかもしれないが、折り重なるディストーションサウンドの中に吉村さんの気配が感じられた。吉村秀樹=bloodthirsty butchersではなく、射守矢雄=bloodthirsty butchersでもない。バンドメンバーが揃って初めて響かせられる音がある、それ故に個々の想いが紡がれた時にしか聴こえない音や見えない景色があるような気がした。射守矢さんは「間違えちゃったね」と言いながら惚けた顔してステージを降り、俺は1人バーカウンターで込み上げる何かを噛み締めながらレモンサワーを飲み干した。

2番手は最近ソロのライブを頑張っているらしいRopesのアチコさん。会うのは久しぶりだが付き合いももう長い、勝手知ったる腐れ縁といったところ。ソロのライブ用にアコースティックギターを新調したようで、ギターや歌について色々と話した。自分もベースからアコースティックギターに持ち替えてのソロ弾き語りである、1人でライブをやることの難しさや楽しさ、歌う事への向き合い方、そんな話が安心して出来る大切な仲間だ。以前にも一度アチさんのソロライブは共演したことがあったが、その時よりもリラックスしていたしギターも上手くなっていていいライブだった。LOSTAGEの音源やライブではコーラスでよくお世話になっているが、やはりアチさんは歌の人である。あの歌があれば、バックはギターでもキーボードでもバンドでも打ち込みでもなんでもいい。そう思わせる力強さと優しさがある。人の声の持つ可能性に限りはない。

そして自分のライブ。二日酔いも治めて、声の調子も良い。今日は皆に合わせて椅子に座って歌ってみたが、座りもなかなかいいなと思えた。相変わらずの弾きと語りだったが、客席に話しかけるように上手くはないかもしれないが丁寧に歌うことが出来たと思う。FEVERの音響は相変わらず気持ちがいい。

終演後FEVERでは別のバンドのゲネの予定が入っていたようで、現場で軽く乾杯してからcinema staff辻の店へ移動。結局2時くらいまで飲んでからタクシーで近くの宿へ。学びの無い人間はまた二日酔いである。

 

2月28日 火曜日

11時チェックアウト、東京でブラブラしてから帰ろうかとも思ったがギターや物販の残りの荷物があったのでそのまま品川へ直行。奈良到着15時過ぎ、夜は地元のライブハウスNEVERLANDで奈良のLegeckoや秩父のmabuta、倉敷のumimiruがライブをやっていたので遊びに行きたかったが身体が保たなそうだったので家で大人しくしていた。

 

3月1日 水曜日

普段ならスタジオに行く曜日だが、拓人の予定が合わなかったので本日は無し。午前中はゆっくりして午後からTHROAT RECORDS出勤。今日は暖かかった、小春日和。来客は少なめ。店の手入れなどをやりながら溜まった仕事を片付ける。




 

 

少女A

午前中からスタジオE♭にてアルバムの制作。収録予定曲の1曲の構成を変更、キーを変更、メロディとリズムを変更。当たり前だが全く別の曲になった。しかし、アルバム全体を通した時のバランスが良くなったと思われ、メンバーは満足そうだ。

岩城は最近80年代のヒット曲しか聴いていないそうだ。こういう曲をやりたいと言っていた。

スタジオ作業終了後、THROAT RECORDS出勤。本日は日曜なので来客多め、ありがたいことに忙しかった。遠方から来られたお客さんから頂いた差し入れをつまみながら一日が終了。これから拓人の家にいって鍋を食う予定。1日に何回会うねんという声も聞こえてきそうだ。スタジオではバンドメンバーとして、晩飯時は親戚としてという違いがあるような、ないような。

 

明日は東京新代田FEVERにてソロの弾き語り、射守矢さんとアチコさんと。2人ともかなり久しぶりに会うので楽しみ。車で行くか新幹線で行くかまだ迷っている。

 

Killing Time

朝から雨。

午後から店に出勤、色々やることがある時ほどやらなくていいことをやってしまうのは皆そうなのだろうか。なんだかよくない時間の使い方をしてしまっているような気持ちになる時があるが、毎日が充実している人間などいないはずだ。そういう日もあって、そうでない日もある。

MassacreのKilling Timeを何度も繰り返し聴いた。今日みたいな日にぴったりな音楽だと思った。

 

スタジオ

午前中からスタジオE♭にてアルバムの制作準備、もう少しで収録曲がまとまりそう。ここから全体のバランスを整えてレコーディングへ。歌詞も決めていかないといけないので店に出勤してからスタジオのラフ録音を並べて確認、並べて聴くと無駄な部分がまだ結構気になる。放っておくと曲がどんどん長くなっていってしまうので一度出来た曲は思い切って作り直すこともやらないといけない。貧乏性なので難しい。

自分達の曲だけ聴いていると訳がわからなくなってくる。

8otto&FRONTIER BACKYARDのコラボシングルが本日リリース。自分の曲に飽きたので今日はそればかり聴いていた。[lsarlbl]これはなんと読むのだろうか。いい曲だ。

IsarIbI - Single

IsarIbI - Single

  • FRONTIER BACKYARD & 8otto
  • オルタナティブ
  • ¥255