エイプリルフール

昨日4月1日は皆さんご存知のエイプリルフール。昨日初めて知ったがエイプリルフールの嘘にはいくつかルールがあるようで

  • 嘘をついていいのは午前中だけ
  • 午後にはネタバラシをする
  • 人を傷つける嘘をつかない

というようなことがネットには書かれてあった。午前/午後というのはローカルルールなのかもしれないが、4月1日であればいつ嘘をついてもいいのかと思っていた。人を傷つける云々はエイプリルフールに限ったことではないような気もする。そもそも普段から心掛けるべき基本的なことで、それが難しいから世の中はややこしい。

それにしてもである、「嘘をつくならこういう嘘をつかないといけない」とか「どうせ嘘をつくならこんな嘘を見習った方がいい」みたいな意見が飛び交っているのを見かけると、ほなエイプリルフールなんか要らんわっ!という気持ちにもなる。エイプリルフールの起源は諸説あるようだが、今の時代には合っていないのではないか。

ちょっと頭の良さそうな奴らが啓蒙し合ったりマウントを取り合ったりする世の中よりも、馬鹿が助け合い支えあって暮らしている世の中の方がいい。少なくとも俺は、その方が居心地がいい。

昨日はそんなことを考えながら1日が通り過ぎるのを待った。

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今日は朝から娘の予防接種のため病院へ付き添い、その後今年中に静岡から奈良に引っ越してくる母親が住む予定のマンションの掃除と点検。古いマンション故、DIYでリノベーションを検討中で母の引っ越しまでこれから自宅とマンションと店を行き来する生活が始まる。

親の老後と子供の進学と、世代的には前と後ろから挟まれたこれからの40代をどう生きるか。生々しい話だ、そこから何かを生み出していけるかどうか。我が人生の正念場である。

午後からTHROAT RECORDS出勤。昨日の日記にも書いたが先月末で閉校になった高校の同級生から珍しく電話があり、話を聞くと今日から近くの中学校の教頭に就任したとのこと。学生時代一緒によくライブハウスに遊びに行ってた友達が出世して中学校の教頭先生になった、あいつがやれるなら俺にだって何かやれる。そんな気持ちにさせてくれるいい話だった。