18/05/16 SIZUYAのカルネ

午前中から用事があって外出していたのでそのまま少し早めの出勤。暇でもなく忙しくもない1日だった。買取で預かっているレコードの検盤・査定など。

20日に渋谷であるワンマンに向けてスタッフ・関係者とLINEで少しづつ打ち合わせ。いよいよ今週末開催、週が明けてチケットの売れ行きが急に伸びているようで、当日までどうなるかはわからないが気持ちが上がってきている。事前に準備して決め込んだ通りになるわけもないし、なったところで何も面白くないが万難を排して当日を迎えたいと思う。

店で使っている自作のレコード陳列用の木製ボックスをぼーっと眺めていたら構造的に普通の箱の形でしかないので店頭に出ているレコードのジャケットが見えにくいことが気になり出して、手を加えてみる。レコードの良さは音の質感ももちろんだが、やはりジャケットデザインの存在感だ。時間と手間はかかるがレコードの良さが伝わる店内レイアウトに作り変えることにした。作り変えたレコードボックスの前面からThelonious Monkがこっちを見ている。

閉店後店内で作業していると常連のウメキが来店、京都の名物らしいSIZUYAのカルネをくれた。聞いたことがなかったが有名らしい、美味そうである。明日の朝ごはんにする。奈良で売っているところはないのだろうか。

そういえば今日来店された外国人カップルとレジの時に少し話していたら2人はフランスのパリでLA FABRIQUE BALADES SONOREというレコードショップをやっている人とのこと、ショップのチラシをくれたのでネットで検索してみるととてもいい感じの店だ。パリに行く予定は今の所ないが、もし行く機会があれば寄ってみたい。

以前にも書いたと思うが、[待ち]の状態である自分の店での仕事で得たものは自分が外に出て行く時にその場所に還元していけたらいいなと思う。どこにいてもネットでなんでも知ることが出来て、なんでも手に入る。その場所にしかないもの、そこに行かないと会えない人、今の時代に何が面白いかってそういうものだろう。


SIZUYAのカルネ、京都までわざわざ買いに行くくらいがちょうどいい。


BGM : Keith Jarrett / Facing You