奈良レコーディング2日目

本日、二日目の作業を終えて帰宅。
今回のレコーディングでは1stのミニアルバム以来ほとんど使っていなかったクリック(メトロノームみたいなやつです)を使っての、せーので全員演奏するやり方以外の方法も久しぶりに試してみる、という事でやってみたんですが、それがなかなかうまくいかず。ドラム→ベース→ギターと重ねていってとりあえずベーシック終わって帰りのチェックの段階で何か曲のテンポがまったりしている事に気付いて(録っている時は全然感じなかったんですが…)このテイクは使えないというメンバーの判断、後日やり直すことになりました。ほぼ曲の完成まで録ってしまっていたので、レコーディング日程はまだ残りあるとしても凹みました。スタジオでBPMプリプロの段階で計ってからやったはずだったんですが、なかなか数字や機械だけに頼るのも良くないようです。全員が「スタジオで何度も練習して、間違いのない数値のテンポ」という先入観を持ったまま録音していたからでしょうか。改めて難しさを実感したのと、自分やバンドの感覚、リズム、グルーヴ、そういうものの大切さも身に沁みて感じた次第です。
その他作業はまあまあという感じで、今更ながらクリックのいいバランスでの活用に悩まされてます。結局クリックを使う予定だった他の曲も1曲なしの方が良い感じになりそうなので使うのやめたし、LOSTAGEのやり方には合ってないのかもしれません。まだ全部完成してないんで、何とも言えないんですが。バンドの形態がミニマムなだけに感覚的な部分ていうのがダイレクトに反映されるのは3ピースの醍醐味でもあり、裏を返せば弱点でもあるという、そんな気がしました。
明日から少しテンポよく作業に入りたいと思います。
今回アルバムの録音で、スケジュール長めにおさえといて良かった…。

基本的に3人は自分以外の楽器の音色やフレーズについてはあまり口出ししないというか、スタジオの準備段階で結構決め込んで行くので録音時にはほとんどそれぞれにお任せという感じでしょうか。迷ったら意見を交換したりはしますが、それぞれがその曲にとって一番いいセッティングというのを考えてやっていると思える信頼関係は築けてきたような気はします。他人に興味がないだけかもしれません…わかりませんが…笑。その中で各自自分の試してみたい事を試行錯誤しているという感じがします。


今回タクトはリッケンと学生時代から持っているシェクターストラト、あと俺のミュージックマスターを曲によって使い回しているようです。

こんなことやって…

遊んでる場合じゃなかったですね…笑