日記等

今日の朝、駅で電車に乗ろうとホームを移動していたら自分がlostageの五味であることに気付いた人に声をかけられました。
普段あまりそういう事がなく慣れていないため動揺してしまいましたが「これから学校ですか?」とたずねると「予備校なんです。」と照れくさそうに答えてくれた彼。
彼のことは何も知りません、でも自分の知らないところでどういった形であれ作ったものがどこかの誰かに届いていることを強烈に感じました。駅のホームで彼と握手を交わしたその光景は自分の日常と非日常の交差を象徴していました。
普段からなんとなく日常、非日常の二重の生活を区別してそれを繰り返しそのギャップに辟易し神経をすり減らして「疲れる」「しんどい」となんとも情けない気持ちになる事があります。でも結局は全部自分の生活の中での出来事でしかないわけです。勝手に区別して勝手に疲れていただけです。ツアーに出ている間の日常と非日常の入れ替わりもそう考えると大した事じゃないかもしれません。畑を耕して生活している人はどこかへ出かけていてもきっと育てている作物の事を考えているでしょうし、それと同じことのような気もします。
点で命を爆発させるような刹那的な生き方にも憧れますけど、一人の男の人生を全うしたい、そう思います。オン/オフのビートの調和、難しいけどうまくいけば心地よいのかなと。
価値観が成熟してきたのか、あるいは単に保守的な考え方のオッサンになってきたからだけなのかも、わかりませんが。

予備校の彼は今頃受験勉強に励んでいる頃だと思いますが、声をかけてくれてどうもありがとうございました。照れますが、嬉しかったです。それが言いたかっただけ(笑)。

そのうち勉強が捗るような音楽も作ってみようかしら…。




GO TOUR後のライブどんどん決まってます、大阪のクアトロ終わりくらいで一度まとめてアップしたいと思ってます。とりあえずワンマンが緊張しますよね…。