内田樹 / 街場の共同体論

家族、格差社会、教育、師弟、などをテーマに失われつつある現代社会の共同体について問いと学びの一冊。内田樹さんの街場シリーズは面白く、言葉のリズム文章のグルーヴが気持ち良いので他の本を読むのに疲れたら少しずつ読んでいる。

内田樹さんの本を手に取ったきっかけは、キセルの辻村兄貴の自宅の本棚の記事をたまたま読んだのと

鍋と本棚 01 辻村豪文(キセル/ミュージシャン) – LABORATORIO

銀杏BOYZでギターを弾いていた、現在は周防大島で坊さんと農家を兼業して暮らしている中村明珍先輩の著書"Dance in the Farm"に内田樹さんの名前が出てきたのを覚えていたから。

自分が興味のある人が興味のある人には興味がある。間違いなく面白いもの、興味深く自分にフィットするもの、当たりを引くにはそれが1番効率的である。ジャケ買いは気持ちと財布に余裕があるときにしかトライ出来ない。

本を読むとこれから読んでみたい本が増え、音楽を聴くとこれから聴いてみたい音楽が増える。その背景が知りたいとかその続きを知りたいとか、そういう感じで。数珠のように繋がっている。

 

次は街場のメディア論へ。

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