ライブ三昧

先週の金曜からライブ三連荘。

金曜は新宿Nine Spicesにて弾き語りソロ、土曜は横浜F.A.D.でゆうらん船とツーマン、日曜は東京立川STAGE GARDENにてCRAFTROCK FESTIVAL'22に参加。

今回のツアーはどの日もアコースティックギターで歌うセットだったので、ベースを弾きながら歌うライブのセットとは使う体の部位というか筋肉が違う。どちらが楽というわけではないが、スポーツ寄りの筋肉痛はベースを持って歌う時に、呼吸器系の疲労感はギターを持って歌う時に残りやすい。そんな気がする。どちらにしろ心地の良い疲労には変わりない。

どの日も相変わらず楽しくやらせてもらったし、各地でいろんな人達に会うことが出来た。怒涛の週末を経て、身体の疲れよりも気持ちの豊かさが勝る週明け。

新宿はNine Spices/SEMENTOSのジャパンが、横浜はF.A.D.の夏目さんが、CRAFTROCKはリンキーディンクのレオナ君が、いつもお世話になっている人達がいてその人達のお陰でLOSTAGE(弾き語りソロの活動も含め)は今もこうやっていろんな場所で演奏することが出来ている。その人達だけではなく、その周りで彼らを支えサポートしている人達がいるお陰で今も活動を続けることが出来ている。関わる全ての人達には感謝しかない。

知名度があり売れているかどうか、集客がありお金になるかどうかも大事だが、なくて困るようなものではない。求められ必要とされる(そして自分が求め必要とする)人間関係が失われることのない限り、やることは山ほどあるしやりたいことがなくなることもない。そう思う。

少人数のお客さんを前に歌う弾き語りからバンド編成でのライブハウス、大きなホールでのフェスティバル公演と規模感の幅がダイナミックだった先週末を振り返って、キャパやサイズの大小に関わらず毎回同じような気持ちでステージに立てていたかどうか、改めて考えていた。現場に知っている人しかいないような小さなライブハウスでも、会ったことも話したこともないボランティアスタッフや有志バンドマンスタッフが大勢関わるようなフェスティバルでも、全く同じ気持ちで歌を歌い演奏出来たかどうか。

自分の音楽はひとつしかないが、伝え方は無限にある。身に染みて感じた週末だった。