18/02/26 NOT BLUE MONDAY

今日は月曜日、平日の割にお客さんが途切れず1日誰かと話したり事務作業をしていた。

先日ライブ情報が解禁になったBKTS TOUR 2018の主催、ASPARAGUSのツアーの大阪編が昨日あったらしくそれに遠征していたお客さん達が数名大阪滞在後に奈良まで足を伸ばしTHROAT RECORDに寄ってくれた。「ここに来るのが目的で」なんて声をかけてくださるお客さんもたまにいて、その価値があるのかはわからないが本当にありがたい。

夕方頃に突然元ボナンザグラム、わがままカレッジの山ちゃんが来店。今日NEVERLANDで弾き語りのライブだったようでリハーサル後に来てくれたようだった、東京からは夜行バスで来たらしい。奈良に来るなら先に連絡くれたらいいのに水臭いぜ、とも思ったがいきなり来てくれるのもそれはそれで嬉しい。今日は弾き語りでのライブだが、またバンドを組んでライブをやる準備をしているとのこと。かなり久しぶりに会ったので近況を聞いただけであまりゆっくり話せなかったが、またそのうちどこかで会うだろう。元気そうでよかった。

バンドをやっていていいなと思うことの一つに、約束をしなくてもまたどこかでいつか会える、というのがある。再会まで何年も経ってしまったりすることもあるが、同じような気持ちで続けていればまたどこかで会えるように出来ている。繋がりという言葉が氾濫し、意味を失いかけているのではないか。人間関係を承認し、フォローし、リクエストするよりも大事なことがあるのではないか。本当に大切な人達とは、約束などなくてもきっとどこかで繋がっている。

山ちゃんが帰った後も常連さん達と、仕事の話や家族の話などいろんな面白い話が出来た。最初は他人だったお客さん達とも、何度も会って言葉を交わしていけば少しづつ関係性が解れていく。自分がここで店を開けている限り、またいつか会うことが出来る。約束出来ることなど何もないが、自分のやるべきことを続けていればそれでいいのだ。

一時的な寂しさを紛らわせるための、指先でこねくり回す人間関係。

そんなに急いでどこへいくのだろう。