18/01/31 1月の終わりに

昨日日記を書いてから、さてどうしようかと考えた結果手始めにInstagramのアカウントを全て削除してみた。LOSTAGEとTHROAT RECORDSのアカウントで2つ作ってたまに写真をアップロードしていたのが無くなり、ほんの少しすっきりした気がする。昨日も書いたけど、断絶ではなく距離を置く保つ、なので必要なSNSとそうでないものあくまで自分にとっての話、選ぶとか切り捨てるという作業。使うにしても自分のルールの中で使う。ある程度定まったら、その先に見える何かを形にしていく。その過程も込みで今の自分に必要だと思うので。

曲を考えたりする時にもよく思うけど、音楽だけじゃなく世の中全てのものは種類の違った沢山の何か、が複雑に組み合わせられて出来ている。足し算の世界だ。人間、わがままで欲深い生き物なので1度足すとなかなか引いたり切り捨てるのが難しい。今まであったものが急になくなると不安になったりするし。要らないと思っているものを捨てる、比較的それは簡単で、要ると思い込んでいるけど要らないかもしれないものを切り捨てていくのがテーマみたいなことなのかもしれない。そうすると多分少し身軽になるんだろう。やってみないとわからないが。

最近寒い日が続くので店ではエアコンと石油ストーブと併用している、昨日の閉店前に石油のストックが無くなりかけているのに気づいて午前中からガソリンスタンドに買い出し。店から徒歩圏内にガソスタがないのでいちいち車で行かないといけないのが面倒くさい、ついでに買い出ししようと思っていたものをいつも忘れる。間が抜けているだけなのか、記憶力の低下か、わからないがこわい。店の開店準備をしている時に観葉植物が1つ枯れているのに気づいた、確かこれはパキラだったと思うけど観葉植物の名前もあまり興味がないので覚えられない。人ってものは興味がないものはなかなか覚えない。枯れ草を店頭にずっと飾っておくわけにいかないので、花屋のidea of a jokeのヨーコさんにメールしないといけない、いい名前の花屋さん、わかる人にはわかる。生駒の方で不定期でやってるらしいが、店には行ったことがなく、たまにこちらの方に来られるタイミングで観葉植物入れ替えてもらったりしている。いつもちょっと変わったものを持ってきてくれるので、入れ替えを楽しみにしている。観葉植物を枯らさないにこしたことはないが。

店を営業する日はまず、店のシャッターを開けたら店内に収納していたベンチや玄関マットみたいなのを決まった場所に配置し電気と冷暖房のスイッチを入れ、そこからコーヒーを淹れる。コーヒーは毎日必ず飲むので、夏でも冬でもコーヒーを淹れる。豆を挽いてコーヒーメーカーにフィルターをセットし、水を入れて待つ。待っている間に店内の掃き掃除やPCの立ち上げとか、それをやってるうちにコーヒーが出来上がっているので飲みながらレコードをターンテーブルにセットする。CDの時もある。音楽が流れ出したらオンラインショップのオーダーのチェック、メールのチェック、とかそういうことをやりながらコーヒーを飲む、気に入っているコーヒーカップで。最近買ったHeath Ceramicsのマグカップがとてもいい形と質感なので最近はそればかり使っている、コーヒーカップは前から好きでちょこちょこ集めているというか買って一人で喜んでいるんやけど、今日も一つ買おうか迷っているやつがあるので、、、とここまで書いて思い出したので注文したった。そこで使えるポイントが貯まっていたので、使ったら実質無料だった。ただこれが実質無料なのかどうかは正味わからない、こいつらが決めた範囲の中で少額の積立を無理やりやらされてるように感じることもあるし。なんにせよポイントは貯まったら使わないともったいないので使った、ブログ書いてて思い出した。話逸れてもうたけど、コーヒー飲みながらいろいろチェックするまでやったら、あとは店頭商品の品出しとか検盤とか、買取の査定とかをやりながらオンラインのオーダーの発送準備をしたりしている。お客さんが来たら接客、接客といっても知り合いだったり会話を目的に来店された方と話すくらいで、ただレコードやCDを見に来てる人には基本何もしない。自分が店員やたら話しかけてくる店が苦手なので。お客さんの様子を見ているのは好きですけど、あまりジロジロ見ていると変な人だと思われるので、自然な感じで対応できるように心がけている。

今までやったアルバイトは接客業が一番多かったので、接客は多分好きな方なんだと思う。ただ時給のアルバイトで雇われて決められた仕事をやっていただけなので、今とは違うのかもしれない。いや、違わないといけない。あの頃の自分にいろいろアドバイスしてやりたい気もするけど、経験ていうのは受け身だと身にならない気もする。とにかく、自分で考えてやらないといけなくなってしまったので、今までよりは多分考えてやっている。やっているが、レコードショップで働いた経験は自分で立ち上げるまでなかったので、やりながら考えている。何かが間違っているかもしれないし、変なことをやっている可能性もあるけど、とりあえず5年続いているのでこれはこのやり方でそんなに悪くはない、はず。こないだGoogleで店のことを検索したら評価のところに「あまり営業していない」みたいなことが書いてあったんですが、確かになぁ、、と思いました。それは評価っていうか事実で、もともと不定休でやっているので仕方ないんですが、あの勝手に評価される仕組みはなんとかならないもんですか。食べログとか、飲食店をやっている人は迷惑に思っている人もいるのだろうなと思う。星を金で買う、みたいな話も聞いたことあるし、ネットの評価はほんとに信用ならない。あとそのGoogle評価、ちょっと変な客からクレームというか理不尽なコメントが掲載されていた、とても腹が立つし誰か特定できるので今度会ったら一言ビシッと言ってやろうと思ったけど、それに気付いた数日後なぜかそいつがそいつのおばあちゃんらしき人の手をとって一緒に来店、おばあちゃんの目の前で怒るのもなんだかなと普通に接客してしまった。なんなんだあいつは、、。

そう、平日の昼間はこうやって日記を書いたりする時間もある。店にそんな人が来ないから。来ないから来て欲しいです、とかいうことではなくだいたい皆働いているんだろうなと思う、平日休みの人や観光のお客さんがたまに寄ってくれるくらいで。レコード屋業務の間に、バンドの事務作業やデザインとかグッズの発注なんかもやったり出来るのでバランスは結構いいと思う。もうすぐ仕事と音楽活動がテーマのトークイベントもあったりするので、その辺のことはもうちょっと突っ込んで考えておかないといけない。何話そうかな、、。

こうやって1日が始まり、ある程度のルーティンが出来ていて、その間にライブとかの非日常が挟まっている感じ。サンドイッチでいうとバンドは具で、店は多分パンだ。たとえがよくわからないが、具だけ美味くてもパンが不味いとサンドイッチ全体の印象は不味いで終わるので、どっちも手を抜けない。

そんなことを考えながら今日でもう2018年の1月が終わる、早い。2018年の12分の1が終わってしまった。時間は待ってくれない。ターンテーブルからはTommie YoungがDo We Have a Future ? Babyと歌っているのが聴こえている、未来?あんのかこれ。わからないが、とりあえず今日も営業開始です。