今月末にまた前作ミニアルバムに続いて地元奈良のライブハウス、ネバーランドでおこなうレコーディング。
全部で１０曲録音予定なんですが、（1曲はオムニバス形態の音源に参加予定なんでアルバムは９曲入りになる予定）その曲がやっと先週くらいに出揃って、プリプロをやりながら各自個人のパートを練り直したり、歌詞を書いたり、曲の詰めの甘い所を見直したり、録音する環境を前回とどう変えるか、または同じようにするか、意見を出し合ったり、そういうのをやってます。今年入ってからはそのスタジオ簡易録音の音源を狂ったように繰り返し聴いていて、ちょっと麻痺してきてる部分もありますが、なかなか良いんじゃないでしょうか。
基本的にやってる事は今まで通りというか、そう言うと語弊があるかもしれませんが、いつもの俺らの感じ。特別何か新しい事をやってやろうとかそんな野心は元々ないので、いいんですが、バンドの核みたいな部分で過去の自分達の焼き直しには出来るだけならないように、何か今までになかったものを盛り込んだりしていきたいところです。やはりそれが一番難しいんですが…。
前作と同じようにセルフでリリース、自分達のレーベルから。これに関しては前回初めて経験した事も多かったので、上手くいかなかった事やもっとこうしたらどうなるかとか、前回とはまた少し違ったアプローチが出来たらいいなと漠然と思ってます。プロモーションとかそういうの。これはレーベルの主として。とはいっても前回はいろんな雑務をやりながら、並行して色々やり過ぎててパニック状態にもなったので…笑今回は今のところリリース後の事は少しさぼってレコーディングに集中です。一人でやってる分全部をフォロー出来ないのはあらかじめわかってる事だし、無理なものは無理、出来る事をうまくやる。それしかないですね。波があるし、上手く転がるときはどうやっても上手くいくし。ダメなときは何やってもダメだし。セールスとかライブの集客動員とかそういう数字の具体的な目標はあるにしても、それも結局は良い音源が作れて、ライブで納得いく演奏が出来てからっていうもんだし。まずはやっぱりレコーディングですね。
今月末から1週間くらいで奈良に前回同様エンジニアのKJに機材と一緒に来てもらって、録音。その後は２人で東京に移動して歌入れとミックス作業が1週間から10日間くらい。そのあとマスタリングしてジャケットデザインと併せて入稿みたいな感じの流れでしょうか。なんかいっぱしのミュージシャンぽくて聞こえはいいですけど、そうでもないです。合宿みたいな感じですね…笑。
ジャケットも考えないといけないし、流通用の資料揃えたり、サンプル作ったり（今回は流出しないようにしないと…笑）、PVの依頼とか打ち合わせとか…色々あるけど、全体の流れはなんとなくわかってきたので上手い事やります。楽しみにしててください。
で、それやりながら（結局並行して色々やってるんですが…）３月末からのCRYPT CITYとのスプリットツアーの準備。グッズ作ったりフライヤー準備したり、各地のブッキングやり取り、チケットの配券、行った先々での宿の手配や交通の手配。なかなか大変ですが、これは中尾さんと連絡取りながらなんとか良い感じでやってます。今日ギターのセブから本ちゃんのレコードが届いたってメールが来てたけど、物も良い感じっぽくて一安心です。今回は音源からツアーまでバンド主体でほとんどセルフでやってるので、やる事多いですがその分やりがいもあり、やった結果が全てバンドの＋になる。そんな気がしてます。ツアーで販売される音源、チケットやグッズが全て両バンドのツアーの糧になり、生活の糧になる。生々しく、リアルです。そこらのドラマチックなマンガのバンドストーリーとは違うかもしれない、上手くいかない事のほうが多いし、オチのつくような区切りもない延々と続いていくバンドの日常です。でもそれにやっぱり夢中になれる自分がまだなんとかやれてる事を凄く嬉しいと思うし、ほんとにありがたいと思います。個人的にですが、憧れのプレーヤーでバンドマンの中尾憲太郎のバンドと一緒にっていうのは、ちょっと感慨深いものがあったりもします。今はもう先輩後輩っていう固い感じもなくなってきましたし、良い関係が築けたなと自分では思ってて（中尾憲太郎がどう思ってるのかは知りませんが…笑）そういうのもやっぱしバンド続けていく上で支えになってますね。応援してくれる人やたくさんのお客さん達あってのことなんで、もちろんこれを読んでくれている人達には本当に感謝してます。ありがとうございます。
長くなりましたが、今月末〜RECとツアーその後のツアー諸々や各地イベントなんかも続々と決まってきてて、今年は前半少し休んでたようにみえたかもですが、春から凄いです。自分でも今までになく楽しみな事ばかりで。
諸々、よろしくおねがいします。
では。
