18/06/02 BKTS TOUR 2018 初日札幌

早朝からメンバーと音響担当KC君に手伝いで同行してくれることになった奈良のLegecko平田とTHROAT RECORDS集合、関西国際空港へ。

今回の札幌ライブは飛行機移動のため必要最低限の機材のみで移動、ギターとベースとエフェクターにドラムはスネアとペダルのみ。飛行機移動の時のライブはだいたいそんな感じで行くが、会場の機材を使ってどれだけ自分の出したい音に近づけられるかというのも演奏スキルと同じように大事な技術だと思う。
関空へはチェックイン時間ギリギリに到着したため急いで荷物を預けて飛行機へ。新千歳空港までのフライト約2時間、機内で眠れれば一瞬だ。

空港に到着後荷物をピックアップして電車で札幌駅まで移動。少ない機材とはいえ手持ちで移動はなかなか堪える、物販もあるし。札幌駅からタクシーに乗り込みライブ会場のcube gaedenに到着、初めて演奏する場所。綺麗なところだった、ライブハウスというよりはホールといった趣。アスパラガスのメンバーが先に到着していた。久しぶりなので(会うのはそう久しぶりでもないか)挨拶、お互いの近況報告など。機材を搬入しているとバンアパチームが到着。バンアパとは台湾やタイでの共演があったが国内での共演は久しぶりな気がする。
リハまで時間があるので拓人とKC君と近くのスープカレー屋[ひげ男爵]へ。拓人の調べた情報によると髭が生えている(付け髭やマジックで書いたものでもOK)人は料金が100円引きになるらしい。幸運なことにこの日は3人とも髭があった、会計時に伝票をみると「ヒゲ×3」と記入されていて、300円割引になった。初めてきた店だったが、優しい味のスープがとても美味しかった。岩城と平田は札幌に来るといつも行く店で海鮮丼を食べていた模様。

食事の後会場に戻りリハーサル、BKTSツアーの初日なので皆気合が入っている。音もいい感じで作ることが出来たが、やはり自分のアンプの方がいい音だ。間違いない、ベースとD.I.だけ持ち込んでいつもよりいい音になるならアンプを持っていく意味がないからな。

カムバックの皆も到着し、いざ本番。
ツアー初日ということもあり少し皆緊張感のあるライブをやっていたように思う、我々も。日を重ねるにつれ全体の空気が変化していくのは同じバンドと回るツアーの醍醐味だ。初日らしい緊張感と、約6年ぶりに開催されたBKTSツアーにまた参加することが出来る嬉しさと、どちらもあった。トリのアスパラガスのライブ、アンコールで演奏されたFalling Downの演奏を観ながら「ああ、またBKTSが始まったな」と2階席の端っこで1人感慨に浸っていた。

終演後は恒例の打ち上げ、当たり前の話だが6年前より皆歳をとっている。バカみたいに飲んで騒いでいた思い出もたくさんあるが、この日の打ち上げの雰囲気は前回のツアーの時よりも少し落ち着いていた気がして、それはそれでとてもいい。出演バンドの中では一番久しぶりに共演したカムバックの高本さんと仕事のこと音楽のこと、ゆっくり話をした。ライブも打ち上げも、最終日東京に向けてどう変わっていくのかはわからない。ただただ楽しみである。


6年は長い、変わるものも変わらないものもある。このツアー有意義なものにしたい。