休日、録音

昨日は休みだったので、午前中から映画「DIG!」を観る。


BJTMのアントン・ニューコムのめちゃくちゃさ加減に触発され、ちょっと不良っぽいロッケンロールの曲を作る、とギターを持ち、オケだけとりあえず作って、夕方から岩城の働いているスタジオへ。ドラム、その他パーカッション録音。帰ってギターとベースのダビング。


オケの録音作業が終わって、気付いたら午前4時だった。


録音作業中は脳内麻薬みたいなヤツが出て、時間の感覚が狂うというか、バンドでのレコーディング作業の時もそうですが、時間が経つのがすごく早い。疲れは後でくるから、次の日とかキツイ。次の日っていうと今日ですね。だから今日はキツイ…(笑)。途中からビール飲みながらやってたので、二日酔いも、ある。クーラーが効きすぎていたので、下痢にもなった。


でも曲はなかなかいいと思う、これはバンドでやったらもうちょっと良くなるかもしれない。
一人でやった曲はしばらく寝かせておいて、改めて冷静に聴いてみないと、なんか良いか悪いかわからないですね…。最近、出来る曲がまた、だんだん長くなってきて、昔10年くらい自分より長くバンドやってる先輩に「ずっとやってると、だんだん繰り返しとか多くなって、曲とか長くなるからねぇ…」みたいな事を言われた事があるけど、実際やっぱりそうなってきます。気付いたら7分経ってたとか…、理想は3分半くらいで全部入れときたいというのは頭にあっても気付いたら終わるまで倍くらいかかってる。長いから、悪いというわけじゃないです、なんとなくね。
色々、麻痺してきてるんでしょうか。1分ちょっとくらいの短い曲とか、テーマがあって作ったら面白いのかもしれない。


好きなバンド、好きな曲、受けたイメージとか音の感じとかそのままやって、それでも出来たものは自分達っぽくはなる。それでいいと思ってやってるけど、それだと駄目だとも思う、たまに。
新しい、といっても自分にとって新しいというだけで、既にもう誰かがやってる事がほとんどで、自分にとっての更新であってもほんとに新しい事じゃないとも思うし。かといって、もし何か新しい事が見つかったとしても、その後誰かがそれをやり直していくわけですし。この問題というか、壁というか、一生続く…かな。そもそも、新しい事を見つけたり作ったりするセンスも才能も自分にはない。


17日から録音するBKTS用の曲ももうちょっと詰めないといけないし、他にも録音が中途半端な曲が何曲かあるのでそれも続きやらないといけないので、とりあえず今は時間との闘い。

でも、録音は楽しい。あと、歌詞を書くのがめんどくさい…(苦笑)。