ライブ後記


●21日SHOWNENのこと


この日は平日の連休明けにも関わらずたくさんのお客さんが集まってくれました。

遠くから駆けつけてくれた方もたくさんいたと思います、ありがとうございました。

アイルランドからアドビシシャンクの日本ツアーで東京のライトが同行、迎え撃つのはメンバーに奈良県出身が二人もいたという(けっこう最近知りました)ワッツーシゾンビ、と我々ロストエイジ。ワッツーシは5年くらいぶりに奈良でライブをやったとのことでしたが、またちょくちょく来てほしいです(今度の神戸である8ottoのイベントでも共演、楽しみですね)。
みんな良いライブしてました。歌があっても、インストでも、ベースレスでも、外国人でも、それぞれのやり方があって、自分だけのやり方を貫いているようなバンドはどんなところでやってもグッサリ刺さるものがあります。

アドビシシャンクとは前回のツアーでも、名古屋と京都で共演させてもらったのですが、その時にベースのビニーが着ていた映画「F/X」のティシャツを「これいいねー」と話していた(俺昔レンタルビデオショップでバイトしてたときに観て好きな映画でした、たしか2もあったと思います)のを覚えていたのか、こないだのネバーランドの出番後にそのティシャツを何故かプレゼントしてくれました。それ着てアンコールやりましたが、むこうの柔軟剤かなにかの異国の匂いがしました。遠く海を越えてやってきたバンドと一緒にその日のステージを作ることが出来た事を文字通り肌で感じることができました(笑)。なかなかしょっちゅう日本に来られるわけでもないと思いますが、次のツアーもしあればまたどっかで一緒にやりたいです、そんときはなんかB級SF映画グッズでもプレゼントできたらいいですね…。我々が海外に行くというのもありですな。
打ち上げは仕事や移動などの都合でほとんど皆参加出来ず帰らないといけない様子だったんですが、ロストエイジの4人とライトコウゾウ氏、タケダ氏の6人でおでん屋へ。朝までどうでもいい話を延々してライトの二人は早朝大阪でメンバーと合流するためJRの電車に乗って帰っていきました。どうでもいい話、続きまたしましょう(9月の東京ででも)。





●25日難波BEARSへ


この日はバイト後、難波の老舗ライブハウスBEARSへ。

名古屋のDANCE BEACHを観に行ってきました。共演はH.M.VとOUT NAUTSにDIRTY IS GOD、到着の時間の都合でOUT NAUTSからしかちゃんと観ることができませんでしたが、楽しかったです。

DANCE BEACHはこないだのDISCHARMING MANの名古屋の時ぶりに観ましたが、この日のが個人的には好みの音が出ていて良かったですね。時折鳴らされるダブやレゲエのエッセンスがいい感じでした、今度パクリたいと思います…(笑)山崎さんいいですか…。

この日何故か会場にいた悪い先輩達にいじめられたりしましたが、高校の時の先輩などにも会えてちょっとほっこりして奈良に帰りました。





●26日奈良音のこと


この日は(正確には前々日からの3日間ですが)奈良で活動するバンドがたくさん集まるイベントでした。

去年も出たので2回目でしょうか。前回よりなんか盛り上がってたような気がします。

意外にとは言ったら失礼かもしれませんが奈良にもたくさんバンドがいます、初めて話す人達もいて奈良で暮らす人にとってはいい交流の場になっていたんではないでしょうか。ちょっと学園祭みたいなノリもあって、なぜか照れました。

しかしやらないといけない作業があったので家でそれをやってたらあまり会場にいられなかったのが少し残念。会場で作っていた食べ物も何も食べてないし、打ち上げで出た食べ物も一瞬で全部なくなってたし…。来年はもうちょっとがっつり食べたいと思います(笑)。

我々の出番は最後、この日のトリを務めさせていただいたのですが今までにないような異様な盛り上がり。スタッフもイベントの最後ということで仕事を放棄して暴れまわっていました…(笑)。

面白かったし、盛り上がったし、それはそれで良かったんですが、やはり気になるのはその内輪ノリというかすこし場が閉じてしまっていたんじゃないかということです。

何のためのイベントなのか、誰のためのイベントなのか、そういう事をもう少し意識したほうが良かったんじゃないかと、自分でやってるイベントにも言えることですが、考えました。地元の為に何かやろう、奈良を盛り上げたい、そういう気持ちは俺達もあそこにいたスタッフや主催者もライブハウスも同じだと思います、その為には友達を呼んでワイワイやってるだけではこれから先イベント自体も出演しているバンドにも成長はないでしょうし、個人個人の背負うものがそれぞれのエゴでしかないならそれはそれでいいのかもしれません、でもそんなんじゃなくて、これから、奈良のシーンみたいなものをみんなで背負ってやれるようなイベントになればいいと思って我々も来年、再来年と参加させてもらいたいと思ってます。

例えば大阪から来た人に、東京から来た人に「奈良、また来たいね」と思ってもらえるような、そして奈良で暮らす人達が自分の街を誇りに思えるような、そういう場を作っていきたいと思うわけです。

と偉そうな事を言える立場じゃないかもしれませんが、そういう気持ちは自分たちの企画にももちろん還元していくつもりですし、それぞれのバンドがちょっと意識して東京でも大阪でもいろんなところへどんどん出て行って活動してほしいとちょっと思ったりしました。

楽しかったんですけどね、ほんとに。

もっとよくするために、どうしたらいいかっていうのをちょっと考えただけです。

マスイ君はじめスタッフの皆さん、ほんとにお疲れ様でした。来年も脱ぐぞー!(ってそれがそもそも、ノリが内輪過ぎますね…笑、すいませんでした)。




そして、筋肉痛が二日後にきました…。