若いという事について

「青い」とか「若い」という言葉が 俺は好きです。イコール純粋である という事ではないにしても。
小学生の頃は 1時間が 今よりもっと長かった。幼稚園の 頃は 路地裏がいちいち全て冒険だった。初めて見るものや、聴く音楽、食べるものにいちいち感動していたんだと思います。
感動や 驚きが どんどん減っていく事や 視界が狭くなり 感受性が鈍っていく事は 年齢を重ねていくにしたがってそうならざるをえない、逆らえないというのはわかっているわけですが…
誰でも最初は美しい絵を描こうと思ってキャンバスに絵の具をおいたはずだったのに ああでもない こうでもないと いろんな色を使ってみて 気付けば 汚らしい灰色の絵になってしまう事。そこに人として生きる事の美しさ 尊さ 価値 なんかを 見出だせるのが 差し詰め 大人である ということなんでしょうか。
誕生日が過ぎて たくさんの人に おめでとうの 言葉を貰いました。きっと 死ぬまで 過去ではない若さに 嫉妬し 憧れ しがみついて生きていくのだろうと 年をとっていくのだろうと 少し 寂しいような 悲しいような、でもここでそんな事を考えていることになぜか満足してるような よくわからない ユラユラフワフワした気持ちになりました。

寝小便を漏らさなくなったのは いつからだったか、初めて射精したのは 下の毛が生えたのは…

もう全部忘れてしまったな…(笑)