Angelo De Augustine

今日もたまたま関連動画で知ることになった米カリフォルニアのSSW、Angelo De Augustine

昨日Liam Hayesのカセットを注文してから、自分で聴く音楽は自分で探したり選んだりしたいなものだなと思ったが、考えてみれば新しく何かを知るきっかけが用意されているのは、だいたい時代の流れとか誰かの意思とかそんなもので形作られたフィールドの上だ。果たして本当に自分の意思で選び取ったものって今時あるのだろうか、不安になってくる。

それでも曲の良し悪しくらいは(少なくとも自分の好みかそうではないかくらいは)自分で判断したい。それすらもコントロールされているように感じてしまう昨今、緩やかな洗脳、優しいマインドコントロール、無意識な奴隷、、、よくあるSF映画の話ではない。

日常生活に潜む些細な違和感をキャッチするアンテナは、音楽で震える心と同じ材料で出来ている。ような気がする。壊れないように、壊さないように。

 

どうでもいいことを書いてしまった。

 

Angelo De AugustineはSufjan Stevensの主宰するAsthmatic Kittyというレーベルからリリースしてる人みたいで、2014年くらいから作品リリースがある。てことは若い人なのか、見た感じは髭もじゃで年齢不詳。話し声は若そうだ。曲はちょっとキラキラ成分多めのNick Drakeみたいな。なんにせよ、めちゃめちゃいい声といい曲だ。どうやったらこんな声が出るのかわからないが、ライブセッション映像のようなマイキングでこの感じを出す方法を今度RECエンジニアのKC君に聞いてみようと思う。

 

Sufjan Stevensとのスタジオセッション

www.youtube.com

 Angelo De Augustineの様子を伺いながらピアノを演奏するSufjan Stevensの顔がとてもいい、オッサンぽいグレーの靴下も。無論声も曲もいい。