歌詞とアー写と


曲を作る時、歌詞が先か演奏が先かというようなことを聞かれることがたまにあるが我々LOSTAGEの場合は先に演奏、というかまず適当に歌った仮歌と一緒にスタジオで演奏内容まで決める。その後にそのラフ録音を繰り返し聴きながら歌詞を書く。そのやり方で20年以上やってきた。格好良く言うと、バンドの演奏が言葉を呼んでくるみたいな。そんな感じなので今作っているアルバム収録曲もそんな感じである。演奏と大まかな歌のメロディやアクセントは決まってきたので、今歌詞を書いている。

歌詞を書くのはなによりも苦手だが、今月末のライブで新曲を何曲か演奏する予定なのでそれまでに歌詞を詰めておかないといけない。別に歌詞で言いたいことや伝えたいことが溢れているわけではない。20年もやっていたら大体の思っていることはもう書いた気がするし、歌っている内容はずっと同じだという気もする。それでも捻り出さないといけない。食わないと糞が出ないのと同じで、とにかく日々のインプットが大事だと歌詞を書く段階になるといつも思う。

今日はPCの画面に向かってうんうん唸りながら1曲書き上げた。実際に歌ってみてまたここから調整する感じになるがなかなかいい歌詞が書けたと思う、我ながら。この調子で月末のライブとレコーディングまで突き抜けていきたい。

 

BGM : Gil Scott-Heron / Pieces of A Man

 

昨日スタジオで撮影してきたLOSTAGEの新しいプロフィール写真を色々加工していたら最終的にこうなった。多分これではダメだと言われると思うが、別にこれでいい気もしている。