母親が静岡から友人達との旅行の帰りに奈良に寄るとのこと。

もうすぐ奈良に引っ越してくることもあって、最近よく会っている。母親とLINEなどで連絡を取っていると適当で雑な返事にいつもイライラしているのだが、その適当で雑な性格が完全に自分に遺伝している。多分向こうもイライラしている、反発する磁石のような感じで。

人間、歳をとるとだんだん我儘になっていくものか。自分もそうやって年老いていくのだろうか。いや、もう十分に我儘に生きている。人のことをごちゃごちゃ言っている場合でない。

良いところは受け継いで、悪いところは反面教師に。

 

とりあえず飲みいくか。

 

奈良は1日雨が降っていた。

 

今日は地元奈良のバンド仲間が店に寄ってくれて、最近作ったCDの話と仕事の話と亡くなった友人の話、家族の話と週末のライブの話。

 

その後、近所の神社の神主がやって来て最近関わった神式の葬儀の話とNHKの受信料の話とコロナ給付金不正受給者のニュースの話。

 

その後に税理士さんと納税関係の相談。

 

お客さんは相変わらず少なかったが、1日中人と話をして終わった。今は店でCrosby, Stills, Nash & Youngのレコードを聴いてる。

 

お金は儲からないが、話し相手に困らない仕事だと思った。

 

 

 

 

日曜日の仕事

午前中からレコード出張買取。店の近くだったが、数が多かったので車にて引取。500枚弱、中古レコード屋は肉体労働である。

 

店にもどって検盤と査定をしようと思ったら冷蔵庫の調子が悪そうだったのでメンテナンス。店の隅に置いてあった冷蔵庫を引っ張り出して裏側をチェックしたら内部の排水トレーが経年とタンクの熱で劣化し破損していた。昔コーヒーメーカーの修理に使った耐熱のチューブがあったので、それを使って排水を外に引っ張れるように改造。とりあえずなんとかなったが、そろそろ寿命なのかもしれない。10年も使っていると調子が悪くなったり壊れたりする、仕方がない。

ついでに10年動かしていなかった什器も移動させて掃除、床と壁の境目に亀裂が入っていた。築何年か知らないがこの建物も相当古い、要メンテナンスである。とりあえずパテで隅を埋めてからワックスでコーティングしておいた。レコード屋というか今日は工務店の仕事をやっていたような気がする。

ひと段落したので、その後引き取ってきたレコードのチェック。聴いたことのない盤がたくさんあった。PCや携帯で音楽を聴いていると好みの音楽をどんどんレコメンドしてくる、流石によく出来たもので聴いてみると大体好きな感じである。ただ、驚くような発見や出会いがない。このまま受け身の音楽体験を続けていると一生好みの音楽を聴くだけの人生で終わるような気がする。少し前の日記にも書いたがコスパだけを重視して毎日生活していると無駄のない合理的な暮らしを手に入れられるが、それ故に余白がなく味気ない暮らしを送ることになる。数値化できない縁というものにはまだ拘って生きていきたいものだ。

今日は日曜日だったのに来客はほとんどなく、かといって暇でもなく、1日仕事に追われていた。そういう日もある。

 

 

Ann Peebles / Part Time Love

最高だな。


www.youtube.com

 

 

収穫

ピーマンを収穫し、調理して食べた。家族も美味しいと言っていた。

最近よく思うのは食べ物の味は味自体の良し悪しもあるが、どこで誰とどのように食べるか、もっといえば食べるまでの物語なんかもあったほうが美味しく感じる。美味しいと美味しく感じるの差は難しいが、美味しいも美味しく感じるもどちらも満たされていた方がいい。音楽もそれ自体の良し悪しと、それに加えて良く聴こえる状況や物語があるとより楽しめたりするものだ。人間の味覚も聴覚もいい加減なものである。本質は何かを考えることも大事だが、感覚的にカジュアルに楽しめる余裕も持っていたい。

 

午後から出勤。天気が良い。

 

THROAT RECORDSのホームページもバンドのオフィシャルと同様リニューアルするために準備など。今年で10年になるのに今更という気もするが、あと20年くらいは頑張らないといけない。先のことはわからないが。

 

 

 

ピーマンとキュウリと

横浜のライブを終えて、そのまま奈良戻り。早朝6時自宅到着。天気が良かったので風呂に入った後、庭先で育てているピーマンとキュウリを眺めていた。ピーマンはそろそろ食べられそう、キュウリはまだ小さい。最近植物達の成長著しく、しばらく家をあけて帰ってくると別の生き物のようになっている。

ライブの感想など日記に書こう書こうといつも思うが、ライブ直後の気持ちの昂りは帰ってくると落ち着いているので中々文章にすることが出来ない。ライブはライブなので、その日の出来事を記録しておく必要はそもそもない気もするが。

今日は午前中によく行く園芸店からお願いしていたスモークツリーが入荷されたと連絡があり、引き取りに行ってきた。ついでに青柳とカラテアも購入。鉢物を増やし過ぎている気もするが、毎日飽きなくていい。

午後から店にて事務作業。

労働意欲はあるが、身体が疲れているようなので早めに帰ってゆっくりする。休日のような休日でないような。

 

準備など

明日は横浜でライブなのでその準備など、あとホームページのレイアウトなどを微調整していたら一日が終わった。

 

明日は早起きして横浜へ、スパルタローカルズとツーマン。コロナで何度も延期や中止を繰り返していた、因縁の対決。

 

横浜の皆さま、よろしくどうぞ。

 

 

umimiru

先週末の岡山hoshioto'22、現地に昼過ぎに到着して出演者受付を済ませてから昼食のケータリングにといただいた飲食チケットでまぜそばを食べている時に近くのステージで演奏していた岡山のバンドumimiru。YouTubeだとちょっと伝わりにくいかもしれないが飲食出店エリア横の小さなステージで熱い演奏を繰り広げていた。

メインステージに比べると機材も小規模で外に出る音にも限界がある。フェスにはよくあるステージの規模の差は出演する側としては色々と思うところもあるが、全部のステージを同じような規模感や音質に揃えるのは現実的ではない。会場の制約や予算やその他様々な事情があってのことなので。ステージの上にある音楽は全て対等で、有名無名関わらず同じ音楽だ。わかりにくいが、大事なことだ。本当はメインステージも出演順の大トリもクソもない。

自分が沢山のバンドの出演するフェスやサーキットに参加する時に、ステージの規模や出演時間帯など気になることもあるが、どこでどんな時間に演奏しても同じテンションでやれるかどうかというのは結構難しいことである。ライブハウスでリハーサルから徐々に本番に向けて温度調整していくのとは勝手が違ったりする。 自分にそれが出来ているかどうかはわからないが、リハ無しの大型イベントで演奏するときは毎度そんなことを考えている。

たまたま一度観ただけで偉そうに言うのもなんだが、umimiruのライブは小さなステージの後ろにいつもやってるライブハウスのステージが立ち上がってくるような、いい演奏だった。またどこかのライブハウスで観てみたい。