電車

今日、東京で電車に乗った。

乗り込んだ車両内、全てのポスターとモニターの広告が同じ商品のもので、頭がクラクラした。あれは普段からあんな感じなの?関西でもあるのか知らないが、とにかくとても気持ちが悪かった。繰り返しネットに現れる広告にも感じる、もはや洗脳に近い。

田舎暮らしだからそう思うだけなのか。

 

 

今日の気になった記事

音楽と政治の話はSNSでもよく話題になってるが、このダイレクトさは気持ちが良い。

 

The 1975とグレタ・トゥーンベリ

https://www.cinra.net/column/201908-the1975_gtmnmcl

 

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%82%BF%E3%83%BB%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%99%E3%83%AA

楽屋にて

今日はこれから新宿のナインスパイスで弾き語りのライブがあり、今は楽屋で演奏予定の曲の復習をやっている。最近、演奏する曲目が少しマンネリ気味なのでバンドで最近詰めている曲に歌詞をつけて歌ってみる。習作段階というところか、歌いながら育てる気持ちで。

 

共演者はバンドが多いので、音量やアンサンブル以外の何かで切り込みたい。

 

いざ。

今月のライブ

明日は東京へ行く。弾き語りソロ出演のライブがある、新宿で。少し涼しくなってきた気もするので長距離移動も含め、楽しみだ。

 

バンドでのライブがない間も、ありがたいことにソロの弾き語りでの出演のオファーがあり、スケジュールが可能な限りやらせてもらっている。この経験も次のアルバムにプラスになるように。ギターも歌も、難しい。

 

今月のライブ

9/13金曜 新宿ナインスパイス

9/20金曜 下北沢シェルター

9/26木曜 大阪アメリカ村ルードッグ酒場

 

3つとも弾き語りソロ出演、平日なんで仕事帰りにでも是非。

 

https://lostage.co/

 

来月からはLOSTAGEのライブも再開する。年末までのライブがどんどん決まって、これから忙しくなりそう。

 

今日気になった記事。

https://jaykogami.com/2019/09/16408.html

イギリスのソニーが同国のマーチャンダイジング企業を買収。マーチャンダイジング企業っていうのはこの場合、物販を作って売ってる会社ってことかな。この記事で紹介されてる音楽物販企業「Kontraband」のHPを見てみると、結構有名なバンドとかアーティストのグッズが紹介されている。

自分でも物販(例えばTシャツとか)作ったり売ったりしてて思うけど、正直これってもう音楽を売ることと関係ないよなっていうか。もちろんそのTシャツにはLOSTAGEとかTHROAT RECORDSのロゴがプリントされてるけど、音楽を売るっていうこととはやっぱ違うよなっていうか、たまにモヤモヤしてる。

収益化っていうこと考えると、音楽の入ったアルバム1枚3000円でそのアーティストのTシャツ3000円やったとしたら、作る手間とかは圧倒的にTシャツの方がコストかかってない。Tシャツ売ってた方が儲かる。音楽ありきのTシャツの需要やとは思うけど。

CDなんかもうなんの価値も無くなってただの容れ物みたいになってきて、日本に比べたら海外の方がもっとそういう傾向にあって、定額制の配信サービスが主流の中で、お金の稼ぎ方も変わってきているのだろう。

ユニクロとかで売ってる有名ロックバンドのロゴTシャツとか見てるといつも複雑な気持ちになる。あれと俺が売ってる自分のバンドのTシャツ、どう違うんだろうか。fugaziのTシャツがなかったのもなんかそんな理由からだったのだろうか。

明日もライブ会場に新しい物販が届く、CDやレコードよりそれを売った方が儲かる。たくさん売らねば。

 

BGM : 金延幸子 / み空

 

 

誰かのために

昨日は知人に知人を紹介するというミッションのため夕方から飲みに出た。もうちょっと具体的に言うとバンドのメンバーを探している人にそのパートの楽器をやっている人を紹介してきた。人に人を紹介するのは難しい、誰かの人間関係の一端を背負わないといけない気がするから。ただでさえ自分の人間関係のことで草臥れた生活を送っている、他人のそれに口出ししている場合じゃない。しかしバンドに関わることなら話は別だ。俺みたいな者でもこんな時くらいは人の役に立つのだ。バンドを辞める人の手伝いは出来ないが、これから始める人の手伝いは出来る。

結局バンドなんてものは一緒に演奏したり曲を作ったり、やってみないと合うか合わないかわからない。これからどうなるかは「神のみぞ知る」だが、ハマればいいなと思っている。ダメならまた探せばいい。無責任なことしか言えなかったが、楽しい夜だった。

 

誰かのために自分が出来ることってなんだろうか。

 

千葉の甚大な台風被害、テレビでは放送されないがSNSに噴出する現地の被害状況を見たり読んだりしていると、どうしようもない苛立ちと不安と無力感にやられてしまいそうになる。かといって今すぐ自分に出来ることは何もない。支援が必要なところ全てにアクセスしていたら自分がパンクしてしまう。それでも何かの縁で巡り合った機会には、誰かのために自分が出来ることを。それが気持ちよく出来る人間でありたい。

 

家族を養うために働いたり、道に迷っている人を案内したり、金の無い奴に一杯奢ったり、元気のない奴を励ましたり、いろいろ。日常生活に当たり前にある人間関係に優しさ、思いやり、愛情は不可欠だ。それ自体が生きる目的だという気もする。綺麗事を言いたいわけではない。日々の暮らしや生活、人としての営み、生きることはとても難しい。人間同士で争っている暇はない。

 

少し前から気になっていた今年の十三月とGEZAN主催の全感覚祭、フードフリーという思い切った打ち出しでどうなることかと陰ながら見守っていたが、どうやら今年も資金繰りやボランティアスタッフ募集が難航しているようだ。今年の全感覚祭に我々LOSTAGEの出演はないが、去年も一昨年も素晴らしいステージを用意してもらった恩がある。もちろん参加不参加はそれぞれの自由だ、この日記があろうがなかろうが多分彼らは誰も見たことのないような景色を皆に見せてくれるに違いない。それでも自分がここで思うことが、誰かのために何かのきっかけになればいい。

 

全感覚祭19 オフィシャルホームページ

https://zenkankakufes.com/

 

休日/ライブ

昨日7日は店を休みにして三重県四日市へ。地元ベースで活動するtioの水谷君が店をはじめるということでお祝いと激励に行ってきた。四日市はツアーの機材車移動で通過は何度もしているが目的地として行くのは初めて、奈良からは車で約2時間。近いような、遠いような。monacaというカフェと眼鏡屋が一緒になった面白い店だった(写真撮るの忘れました)、ライブイベントもたまにやっているらしい。いつか演奏しにもいってみたい。テナントが入っている古いビル、味があってよかった。古いものと新しいものが良いバランスで混ざっているものは面白い。その後、リサイクルショップに2軒ほど寄って帰路。良い休日だった。

 

今日は朝からLOSTAGEスタジオ、ベース堀も交えて4人で作業。曲の細かな所が決まってきてなんかいい感じになってきた。この感じだと多分まだ良くなる。期待大。

 

練習後、THROAT RECORDS出勤。日曜日なのでいい感じで来客あり、ありがたい。久しぶりに会ったお客さんと話してると今日はこれから難波のBEARSにライブを観に行くとか。韓国のハードコアパンクバンドSLANTの来日ツアーだそう。

そのお客さんが帰った後、気になってライブ動画などチェックしていたら急に気分が盛り上がってきたので急遽店を閉め、今は近鉄電車に乗って難波BEARSに向かっている。当日券があるのかどうか調べずに来たが、なかったら仕方ない。衝動は大事だ。

 

楽しみ。

中柱

THROAT RECORDS営業日、店着いたらまずシャッターを開ける。THROAT RECORDSの入っているビルは古い建物なのでシャッターもボロだ。毎度スムーズには開かない。そのシャッターの真ん中にある棒状の部分、あれはなんという名前なのか。「シャッター 部位 名称」で検索してみるとこのような画像がたくさん出てくる。

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気になった部位、これを見ると中柱という名称らしい。

左右のシャッターを開けた後、上げ落しの部分を引き上げて中柱を外してからビルの横の隙間に収納する。今日はこの時に足の上に中柱を落としてしまい、足指の骨が折れたんじゃないかというくらいには痛かった。激痛。夏に沖縄に行った時に、気に入って買ったギョサンのサンダルは楽でいいが、足指は全く守られていない。サンダルだから仕方ないが。

大体「骨折れた」とか言う奴の骨は折れていないことがほとんどで、しばらくすると痛みは引いた。

 

 開店準備を終えてから溜まったままになっているLOSTSGEのIn Dreamsレコードの歌詞カードの折りとホチキス止め、封入作業。後もう少しで終わりそうだ、時間のある時に少しずつやっていたのでえらい日数がかかってしまった。今回は1000セット手作業でやったので自分でも仕事をやったなという実感がある。

 

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10曲入りなので歌詞部分は3曲/2曲/3曲/2曲とわけて合計4ページ、トレーシングペーパーに印刷されているので裏側が使えない。よって実質8ページ使っている。更にトレーシングペーパーは透け透けなので、ページを開いた際に文字のレイアウトが干渉しないよう間に和紙2枚/8ページ分が間に挟まっている。それを束ねたものを表紙で挟むので合計5枚/20ページの冊子になっている。表紙にはハトロン紙という表がツルツルしていて裏がザラザラしたものを使っている。一見真っ白の冊子に見えるが触ったり近くで見ると質感の違いがわかると思う。誰も気づいていないかもしれないが、歌詞ページにある文字の印刷は表と裏から施されておりよく見ると微妙な奥行きがある仕様になっている。

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 冊子を束ねるために大型のホチキスで二箇所止める、器具が大きいので針も大きい。意外と慣れるまで針をうまく入れるのに手こずった。

 

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 ホチキスで止めた後に冊子のちょうど真ん中、見開き和紙の部分に手書きでナンバリングを入れたポストカード(裏にメンバー、スタッフクレジットがある)を挟む。

 

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 最後に冊子の上から、新品の服なんかを買うとこれで包んであったりするが薄葉紙といわれるトレーシングペーパーよりも更に薄い紙で挟んでからレコードに封入。これが薄過ぎてよく破れる。

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それをレコードジャケットの中に封入、これで完成である。

 

こんな意味のわからない作業を自分でやっているミュージシャンはいるのだろうか、たまに思う。出来ることはなんでも自分でやるのがいいのだという信念の元、やっていることが盲目的になってはいないか。拘りが過ぎるあまり何か変な方向に行っていないか。不安がなくもない。 

 

ここで買えます。

http://throatrecords.ocnk.net/